麹蓋は杉の木を使用することで、機械にはできない天然の保湿・保温効果を引き出しています。
当社では今後も昔ながらの伝統的な手法にこだわり、手作りにて高品質な製品を皆さまにお届けいたします。
「洗米・浸漬」
仕込みの前日、米研ぎをして浸漬します。
静岡市を流れる安倍川の伏流水と、テラヘルツ鉱石の浄水器 を通して洗米し、12時間程度浸漬します。
「蒸煮」
甑(こしき)で1時間蒸します。
「冷却・種切り」
冷めてからではなかなかほぐれないため、熱いうちに固まりを とって行きます。
麹カビが米の内部に伸びる様、蒸し上がった 米の表面の水分を飛ばし、サラッとした状態にします。
37度に冷ました蒸し米に麹菌を種付けし、麹菌が蒸米全体に
まんべんなく混ざるように揉み込みます。
「床入れ」
室内温度30度前後、湿度90%以上の天井と壁が杉の木で構成 された麹室の床に投入。
そして蓋をした後、20時間程度置きます。
「床もみ」
床で寝かした米は硬く固まっているため、ふるい等を使って 細かくほぐして行きます。種付けのムラを均一にし、 新鮮な空気を送り込みます。
この時の品温は38度以上になっています。
「盛り」
床もみでほぐし冷ました麹を麹蓋に一升枡で盛って行きます。
「仲仕事」
盛りから5時間後に麹をほぐし平らにします。
麹蓋を積みかえて麹の品温の調整をします。品温は40度程度です。
「仕舞い仕事」
品温の上昇を防ぐための手入れを行い、麹に溝をつけ水分の蒸発を促します。
麹蓋を積み変え、この工程では品温を42度ぐらいに抑えます。
「出麹」
栗香と言われている甘い香りがしてきます。
42時間から60時間程度の間で、出来上がりの様子を見ながら出麹 とします。
「枯らし」
15度前後の室温で20時間程度乾かします。
「保存」
出麹後、できたての麹を一つ一つ丁寧に袋詰めをしていきます。
袋詰め後、真空パックをした後は冷凍保存します。
冷凍保存することで酵素は失活せず休眠中です。
そのため、酵素たっぷりの状態でお客ようにお届けできます!
伝統製法、手作りの高品質な麹を是非一度ご賞味ください。